動力・電源供給方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 22:33 UTC 版)
「寝台車 (鉄道)」の記事における「動力・電源供給方式」の解説
歴史的にほとんどの寝台車は客車であったが、上述の通り世界的にも珍しい寝台電車として581・583系電車および285系電車が存在する。 寝台気動車としては「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」用の87系気動車の例があるほか、「TRAIN SUITE 四季島」用のE001形も走行用に使用可能なエンジンを搭載する。ただしいずれも寝台車にはエンジンは搭載しない。 客車の電源供給は、昭和30年代までの客車には車軸発電機が用いられたが、冷房が一般化するにつれて大容量が必要になり、20系客車ではディーゼルエンジンと発電機の発電セットを搭載した電源車を連結する方式が採用され、その後の24系客車でも用いられた。14系客車では床下に発電セットを搭載する「分散電源方式」を採用した。また、電化区間においてパンタグラフで集電し電源とするものもあった。
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