りゅう‐れい〔リウ‐〕【劉伶】
劉伶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 07:30 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2017年12月)
|
劉 伶(りゅう れい、221年? - 300年?)は、竹林の七賢の一人。字は伯倫。三国時代の魏および西晋の文人。沛国の人。
人物
『世説新語』によると、身長が約140cmと低く手押し車に乗り、鍤(シャベル)を携えた下僕を連れて、「自分が死んだらそこに埋めろ」と言っていた。酒浸りで、素っ裸でいることもあった。ある人がそれをとがめたのに答えて言った。「私は、天地を家、部屋をふんどしと思っている。君らはどうして私のふんどしの中に入り込むのだ。」また酒浸りなので、妻が心配して意見したところ、「自分では断酒できないので、神様にお願いする」と言って、酒と肉を用意させた。そして祝詞をあげ、「女の言うことなど聞かない」と言って肉を食い、酒を飲んで酔っぱらったと伝わる。
著書に『酒徳頌』がある。
劉伶と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- >> 「劉伶」を含む用語の索引
- 劉伶のページへのリンク