創刊、季刊化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 13:59 UTC 版)
「TS(トランス・セクシャル)コミック」と銘打って、異性に転換する物語をテーマにしたアンソロジーを謳っているが、女装・男装の異性装まで幅広く取り扱っている。男の娘を題材にした作品が多く、特に第1号の「pink」ではトランスセクシャルを主題とする作品が全12作品中4作品しか収録されていなかったが、号数を重ねるごとにTS作品の割合が増えていった。各号には「pink」(第1号)・「blue」(第2号)など色の名前が付けられ、タイトル文字のテーマカラーとなっている。当初は単発のアンソロジーコミックとして出発し、のちに季刊となったが、定期刊行物としてではなく、あくまで季刊ペースの単行本となっている。掲載作品の単行本化の際には、専用レーベルとなる「TSコミックス」より刊行される。また、本誌である『チェンジH』自体もアンソロジーコミックであるためTSコミックレーベルでの扱いとなっており、リニューアル後の『トランススイッチ』も同様にTSコミック扱いとなる。 2010年4月26日発売の第3号「yellow」より雑誌コードを取得し、季刊化された。2011年4月15日発売の第7号「white」をもって約1年間7ヶ月の発行休止となった。再開は2012年夏に予定されていたが、同年12月まで延長された。休止中は同社の『月刊ヤングキング』において、2011年9月号(2011年7月19日発売号)から2012年12月号まで、期間限定でチェンジHのシリーズ作品が連載および掲載されていた。 季刊化してから特設公式サイトが設けられたが第7号「white」発売以後も、最新情報は第6号「red」のまま更新停止中。広報担当キャラクターとしてたぬきの「ぽんきち」がいる。
※この「創刊、季刊化」の解説は、「チェンジH」の解説の一部です。
「創刊、季刊化」を含む「チェンジH」の記事については、「チェンジH」の概要を参照ください。
- 創刊、季刊化のページへのリンク