割山森林公園・天湖森とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 割山森林公園・天湖森の意味・解説 

割山森林公園 天湖森

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 07:12 UTC 版)

割山森林公園 天湖森
分類 自然公園(総合公園)
所在地
面積 10.3ha
開園 1999年(平成11年)4月27日
運営者 株式会社ほそいり
公式サイト 割山森林公園 天湖森
テンプレートを表示

割山森林公園 天湖森(わりやましんりんこうえん てんこもり)は、富山県富山市(旧婦負郡細入村)割山9-1にある自然公園である。株式会社ほそいりにより運営されている[1]。敷地は14ha[2]、公園内総面積は10.3ha(うち土田池1.7ha)[3]。標高は250m[2]

概要

1994年平成6年)度から林野庁などの「緑のふるさとふれあいプロジェクト」の指定を受け、その一環として、10.4億円かけて割山に森林公園を建設整備することになった。土田池を中心に、割山周辺の豊かな自然(森林と水辺の空間)を生かした休暇施設を設置するもので[3][4]1998年平成6年)10月13日に愛称が「天湖森」に決定し[2]1999年(平成11年)4月27日に竣工、開園式が挙行された[3]

愛称の「天湖森」は、天体観測棟の「天」、土田池の「湖」、森林と水辺植物園の「森」を表し、公園は楽しさが「てんこ盛り」という意味が込められている[3]。富山県内から174点の応募があり、最優秀賞に選ばれた「プラザ天湖森」からとられている[2]

2022年度から、コロナ後のアウトドア需要を見据え、グランピングエリアやソロキャンプエリアの整備に着手した[1]

改修工事が完了し、2024年(令和6年)6月1日にリニューアルオープンすることになった[5]。このリニューアルでテニスコートだった場所がグランピングエリア(3区画)に変更され、ドーム形テント、バーベキューテント、バレルサウナが設置された[5]。また、新たにソロキャンプエリア(2区画)が整備されたほか、展望台から通じるジャンボ滑り台が新設された[5]

主な施設

  • 土田池(釣り池として整備され、ニジマスブラックバスコイフナ等の魚が放流されている。釣った魚は後述のバーベキュー棟で焼いて食べることも出来る)[6]
    • ボート乗り場[3]
    • 水辺植物園[3]
  • オートキャンプ場(20サイト)[3]
  • バンガロー(定員4名程度が7棟)[3]
  • バーベキュー棟[3]
  • 天体観測棟(口径35cmの望遠鏡を備えた観測ドーム(4m)が1棟)[3]
  • フィールドアスレチック[3]
  • パークゴルフ場[3]
  • 展望台(高さ11m)[3]
  • 駐車場(大型車7台、普通車118台)[3]

脚注

  1. ^ a b 割山森林公園「天湖森」改修へ 豪華仕様や1人向け 多様なキャンプ場に(中日新聞、2022年3月23日)
  2. ^ a b c d 『富山市史 編年史 〈下巻〉』(2015年3月20日、富山市発行)794頁。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『細入村史 通史編(続編)』(2005年3月20日、細入村発行)60頁。
  4. ^ 『富山市史 編年史 〈下巻〉』(2015年3月20日、富山市発行)795頁。
  5. ^ a b c キャンプ サウナ 楽しもう 富山「天湖森」1日リニューアル”. 中日新聞 (2024年5月21日). 2024年5月21日閲覧。
  6. ^ 『北陸の体験施設』(2007年3月10日改訂2版、楓工房発行)74 - 75頁。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  割山森林公園・天湖森のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「割山森林公園・天湖森」の関連用語

割山森林公園・天湖森のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



割山森林公園・天湖森のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの割山森林公園 天湖森 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS