たばこの煙は、喫煙者の口を通して吸い込まれるものを主流煙と呼び、先端の点火部分から立ち上る煙を副流煙と呼びます。副流煙は主流煙よりも有害成分が多く含まれていることが分かっています。主流煙はフィルターを通って酸性になり、いくぶん刺激も少なくなっていますが、副流煙は燃焼温度が低く十分な酸素が供給されないため不完全燃焼になりやすく、またフィルターを通っていないため有害成分の濃度が高くなります。ニコチンやタールで数倍、アンモニアに至っては数十倍にもなるといわれています。発がん性物質も副流煙の方が多いことが分かっています。受動喫煙で主に問題にされるのはこの副流煙ですが、周囲の人が吸い込む煙には喫煙者が一旦吸い込んで吐き出した煙も含まれています。これは呼出煙と呼ばれます。
副流煙と同じ種類の言葉
このページでは「健康用語辞典」から副流煙を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から副流煙を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から副流煙 を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から副流煙を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から副流煙 を検索
- 副流煙のページへのリンク