前野氏流坪内氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 13:41 UTC 版)
前野氏流坪内氏(称良岑氏流前野氏系坪内氏)は、桓武天皇皇子の良岑安世を始祖とする良岑氏の系統で良岑高成(原高成)の子である、良岑(前野)高長もしくはその曽孫である前野時綱が尾張国丹羽郡前野村(現在の愛知県江南市前野町〜大口町辺り)に移り住んで前野を名乗った良岑氏流前野氏の当主前野長義の子、前野又五郎忠勝が坪内氏と婚姻し、坪内又五郎を称したことに始まるとされている。また、坪内又五郎忠勝は前野宗康の子であり坪内光景(前野将右衛門長康)の弟(出典:『武功夜話』)である前野勝長を養子とした。この勝長は、後に島左近清興に次ぐ石田治部少輔三成の二番家老となる前野忠康(舞兵庫)の父である。
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