前掛期(約1.3万年前-現在)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 06:37 UTC 版)
「浅間山」の記事における「前掛期(約1.3万年前-現在)」の解説
安山岩質の複成火山で、仏岩火山の活動終了後、黒斑山と仏岩火山の中間地点である浅間前掛火山(狭義の浅間火山)で噴火が始まった。13層の降下軽石層が確認され、大規模噴火の間隔は700 - 800年と考えられている。大きな噴火としては4世紀、1108年、1783年のものが知られ、溶岩流、火砕流の噴出を伴っている。1108年の噴火(噴出物の総量1.55DRE=3.875km3)は1783年(噴出物の総量0.73km3)の噴火の5倍程度の規模で山頂に小規模なカルデラ状地形を形成した。現在は比較的平穏な活動をしているが活動が衰えてきたという兆候は認められない。
※この「前掛期(約1.3万年前-現在)」の解説は、「浅間山」の解説の一部です。
「前掛期(約1.3万年前-現在)」を含む「浅間山」の記事については、「浅間山」の概要を参照ください。
- 前掛期のページへのリンク