前奏曲変イ長調(遺作)
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「前奏曲 (ショパン)」の記事における「前奏曲変イ長調(遺作)」の解説
リストの友人であるジュネーヴのピアニスト、ピエール・ウォルフに献呈された。 この曲の自筆譜は長い間個人の所蔵であったため出版されず、20世紀に入ってから存在が知られるようになり、1918年に出版された。自筆譜には1834年7月10日という日付が入っている。この自筆譜には「前奏曲」とは記されていないが、構成や曲想から前奏曲であろうとされている。 プレスト・コン・レジエレッツァ、4分の2拍子。三部形式で非常に短いが意外と難しくテクニック的に書かれている。アルペジオが両手で奏でられる。発想記号通りの軽やかな小品。
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