初版と第4刷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 16:11 UTC 版)
岩波文庫版は、国会図書館の蔵本の1934年12月の第四刷を底本としたものであるが、訳者の入江曜子らは、「第四刷への序文が加えられた他は、少数の誤植(主として中国音の表記法についての)を含めて初刷(同年三月)との異同はない模様である」としている。 岩倉光輝訳の本の風景社版では、1934年12月に発行された第4刷は、(1)扇の写真の差替え、(2)康有為の亡命先に関する記述、(3)馮玉祥に監禁された曹錕に関する記述、(4)梁啓超の言葉に対して「私はその提言に従って本書を執筆した」という一文の挿入など、初版に修正が加えられている、と記述されている。
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