分離説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/10/07 15:03 UTC 版)
ここから分離説が生じる。法と道徳は、相互に独立したふたつの価値体系である。正義とは、ケルゼンにとって道徳の一側面であり、学問的厳密性に堪えない非合理的な理想である。これが意味するのは、どの法規範もその内容から独立して効力をもつ、すなわち拘束力を持つということである。「どんな恣意的な内容でも、法でありうる」。
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