出羽押領使
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 02:42 UTC 版)
『尊卑分脈』や天御中主尊に始まる『藤原氏系図』(個人蔵・江戸初期 京都本)の通衡の欄には、通衡が出羽押領使であったとの記載があるが、国衡が鹿角という一地域を抑えていたと思われることや『吾妻鏡』には泰衡が陸奥と出羽の押領使を継いだとあることから、通衡が出羽全域を抑えていたとは考えにくく、事実かどうかは疑問である。ただ、出羽冠者や出羽五郎、あるいは仙北五郎という別名から(仙北は秋田県南地域を指す)、出羽方面に何らかの関わりを持った人物であることは推測できる。
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