出力電圧の変動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/27 15:24 UTC 版)
電池の負荷変化による電圧変動は内部抵抗が主因であるが、安定化電源回路は内部抵抗と出力インピーダンスのごく低い電池として振舞うと云える。特に大電力を使用するような機器で、電池の代わりに安定化電源を使用するときはこのことに注意しなければならない。例えば、公称電圧が1.5Vのアルカリマンガン乾電池を使用する機器でも、実際には電池の内部抵抗を考慮して電源入力としては1.5Vの電圧が加わらないことを前提としている場合があり、そのような機器の電源を単純に1.5V出力の安定化電源で置き換えてしまうと、動作不良や故障の原因となる可能性がある。
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