冷凍食品の注意点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 06:20 UTC 版)
低温(マイナス18℃以下)で保存する。 賞味期限を守る。油脂の酸化等の品質の劣化の進行は、遅くなるとしても完全に止まるわけではない。あまり長く保存すると、水分が昇華して乾燥してしまい(冷凍焼け)、解凍してもパサパサになる。またパッケージ内で水分が再結晶化(霜になる)して、部分的にベシャベシャになる。 運搬中はできるだけ溶かさないようにする。一般家庭で購入する場合には、買い物の最後に購入して、早く家庭の冷凍庫に入れる。ドライアイス等のサービスを行っている店舗で買う場合は、ドライアイスを付けてもらうとよい。 一度溶けたものは再凍結させず、早めに使い切る。水分が溶け出たり、そのドリップが再凍結すると風味が落ちるほか、鮮度が著しく落ちる。 取り扱い中は凍傷に注意する。 結露した冷凍食品を油で揚げると、水分が急速に気化(水蒸気爆発)し、熱い油が飛び散り、やけどや火災の原因となるので、注意が必要である。
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