共通化の端緒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 16:39 UTC 版)
その後、1992年(平成4年)3月には、上述の神奈中バスカードとは別に、神奈川中央交通・横浜市営バス・川崎市バス・江ノ島電鉄の4社局が運行する横浜市・川崎市内の均一運賃路線限定で、「バス共通カード」及び「マリンカード」(横浜市交通局発行。市営地下鉄・バス共通乗車券)が初めて導入され、共通利用が図られた。導入車両には青色の「共通カード取扱車」ステッカーが貼り付けられた。 これがバス共通カードおよびマリンカードの始まりとなるが、あくまで均一運賃区間用のものであり、また神奈中バスカードとはシステムが異なっていたことから共通利用は行われず、横浜市・川崎市内であっても神奈中・横浜市営・江ノ電に存在する多区間運賃路線では利用ができなかった。 なお、この4社局以外の後に導入した社局ではマリンカードは使用できず、ステッカーも緑色の「バス共通カード取扱車」となっている。
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