全インド統一ムスリム評議会とは? わかりやすく解説

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全インド統一ムスリム評議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 23:36 UTC 版)

全インド統一ムスリム評議会ウルドゥー語: کل ہند مجلس اتحاد المسلمينKul Hind Majlis-e-Ittehadul Muslimeen英語: All India Majlis-e-Ittehadul Muslimeen [略称:AIMIM])は、インド政党ムスリム統一協会ともよばれる。ハイダラーバード地方のムスリム住民を基盤とする。

概要

バハードゥル・ヤール・ジャング

1927年、マフムード・ナワーズ・ハーンによって、当時のニザーム藩王国藩王ニザーム)たるウスマーン・アリー・ハーンを支持する政党として結成された。

1938年、バハードゥル・ヤール・ジャングが党首となり、1944年からカーシム・ラズヴィーが党首となった。

一時期は同じムスリム勢力として、後にパキスタンを建国する全インド・ムスリム連盟と協力関係にあった。保守政党ではあるものの、イスラーム政党のためインド人民党などのヒンドゥー系の保守政党とは相容れず、現在は世俗主義インド国民会議と協力関係にあり、統一進歩同盟に加わっている。なお、ムスリムの権益保護を掲げる政党であるが、宗教政党というわけではない。

関連項目

  • ラザーカール(かつてムスリム評議会の下で結成されていた軍隊。ニザーム藩王国の非正規軍でもあった。)




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