児玉党系富田氏の祖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 10:04 UTC 版)
児玉党の本宗家3代目である児玉家行の三男として生まれ、父家行より児玉郡西富田郷若泉庄の富田(現在の本庄市大字富田)の領地を与えられ、西富田堀の内に移住。富田三郎親家を称して富田氏の祖となった。『吾妻鑑』『鎌倉武鑑』には、富田近家の名で記載されている。兄は2人おり、児玉党本宗家4代目である庄太夫家弘と塩谷平太夫家遠がいる(そのため、庄氏と児玉党系塩谷氏は同族である)。子に富田太郎近重らがいる。 一説に親家が活躍した時期から考えて、富田氏は児玉氏の血族ではなかった(親家は家行の息ではない)とする説もあるが、ここでは系図と通称に従って記載する。
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