光起電型(フォトダイオード)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 23:57 UTC 版)
「光検出器」の記事における「光起電型(フォトダイオード)」の解説
光起電型はpn接合を用いたものが大部分で、SiやGeを母体としたものはSiセルあるいはGeセルと呼ばれている。可視から近赤外にかけて良好な特性をもつため用途も広い。光起電型に逆バイアス電圧を加えて電流を取り出す形で用いると、極めて優れた測定特性をもつようになる。フォトダイオードと一般に呼ばれており、光電子増倍管に置き換えて使われることが多くなっている。フォトトランジスタはフォトダイオードと同じ検出方法を利用するが、出力を増幅する機構を内蔵する。 CCDも光起電型の検出器である。 太陽電池は、光を当てると電圧が発生し電流が流れる。 フォトレジスタあるいは光依存性抵抗 (LDR) は、光の強度によって電気抵抗が変化する。
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