光度曲線による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 14:25 UTC 版)
EA、EB、EP、EWの4つに分類される。 アルゴル型 (EA) 食のとき以外は大きな光度変化が起こらない型で、平常光度ははっきりしているのが特徴。この型の連星系は、星同士が比較的離れている。 こと座β型 (EB) 星の表面の明るさが一定ではなく、アルゴル型のような平常光度は存在しない。連星がかなり接近しているため潮汐力によって星の形が楕円になっていることや、片方の星がもう片方の星を照らす反射効果が起こることがその理由である。このタイプの変光星を Lyrid ともいう。 (EP) 惑星によって食が起こる。ペガスス座V376星をプロトタイプとする。 おおぐま座W型 (EW) 同じくらいの大きさの星による接触した連星系で、星は完全に楕円形になっていて共通の大気を持っている。主極小と副極小の差が小さく、滑らかに光度変化をし、食と食外の区別がはっきりしない。また、短周期(1日以下)の星が多い型である。
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