充足可能性問題とは? わかりやすく解説

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充足可能性問題

読み方じゅうそくかのうせいもんだい
【英】:satisfiability problem

真または偽を表す論理変数とそれらの否定からなる和積論理式, 例え(x_1 \lor \bar{x}_2 \lor x_3) \land (\bar{x}_1 \lor \bar{x}_3) \land (x_2 \lor \bar{x}_3)\,与えられているとき, この式が真になるような論理変数への割り当て存在するとき充足可能といい, それを判定する問題をいう. クック (Cook) が1971年NP完全性を示した最初問題. デイビス・プットナム (Davis-Putnam) のアルゴリズムなどが知られている. 以上は命題論理における充足可能性問題であるが, 述語論理における充足可能性問題は決定不能である.


充足可能性問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 16:34 UTC 版)

充足可能性問題(じゅうそくかのうせいもんだい、satisfiability problem, SAT)は、一つの命題論理式が与えられたとき、それに含まれる変数の値を偽 (False) あるいは真 (True) にうまく定めることによって全体の値を'真'にできるか、という問題をいう。SATisfiabilityの頭3文字を取ってしばしば「SAT」と呼ばれる。




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