元ABAの明暗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 00:09 UTC 版)
「1976-1977シーズンのNBA」の記事における「元ABAの明暗」の解説
ジュリアス・アービングを獲得したフィラデルフィア・76ersは前季よりも勝率を伸ばし、9年ぶりに地区優勝を果たした。 1973年からルディ・トムジャノビッチとカルヴィン・マーフィーの二枚看板体制が続くヒューストン・ロケッツは、このシーズンからABA出身のモーゼス・マローンが加わり、チーム史上初の地区優勝を果たした。ABA時代のマローンは中堅選手の一人だったが、NBAに移籍して以降はリーグを代表するセンターとして一時代を築く。 モーリス・ルーカスを獲得したポートランド・トレイルブレイザーズは創部7年目にしてプレーオフ初進出を果たした。 ABAの強豪チームだったデンバー・ナゲッツはNBA加盟後も好勝率を維持し、デビジョン優勝を果たした。サンアントニオ・スパーズもプレーオフ進出。両チームはABA時代は得点アベレージでリーグ1位・2位を占めたチームで、このシーズンもNBAの1位・2位を独占した。 1970年代のABAで3度の優勝、4度のファイナル進出を誇ったインディアナ・ペイサーズは、ABA時代にピークが過ぎてしまったため、このシーズンはチーム史上初めてプレーオフ進出を逃した。ニューヨーク・ネッツはこのシーズン唯一20勝台のチームだった。
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