偽ビッグワン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:03 UTC 版)
「銀河鉄道物語の戦闘列車」の記事における「偽ビッグワン」の解説
新型SPG小隊専用車輌。偽ビッグワンというのは正式な名称ではないが、作品内ではこの名称がおもに使用されているため、この名称を使用した。 アルフォートとの戦闘により大破したSPG専用車輌に変わり、新旧ビッグワンをベースに新型SPG専用車輌としてヘッケラー社が設計、製造した。 火力、射程距離、運行速度、馬力すべてにおいて全SDF専用車輌の性能を上回っており、電子情報戦にも優れている。特筆すべきは超長距離砲ドネルカノンとシールド性能であり、超長距離砲ドネルカノンの射程圏は全SDF専用車輌の主砲よりも長く、SDF専用車輌が攻撃するより早く攻撃してくるため、従来のSDF先頭車両からの攻撃は全くといっていいほど届かない。シールド性能も非常に高く、単体でのSDF専用車輌の攻撃は全く歯が立たなかった。 製造が完了し、銀河鉄道株式会社に列車が納品、配備される前にSDF第一級指名手配の「ジャックブルーム」に強奪された。ジャックブルームはこの列車を使い、次々と銀河鉄道の列車を襲撃していった。最終的にSDF全小隊の共同作戦により追い込まれ、新ビッグワンのコスモマトリクス砲によりジャックブルームもろとも消滅、よってSPG専用車輌として使用されることも、SPG隊員が搭乗することもなかった。 なおこの事件には裏があり、ヘッケラー社がこの新型車両でSDF車両と戦闘させそのデータを収集する目的があった。列車強奪事件の前後にヘッケラー社で不審なお金のやり取りがあったらしく、銀河鉄道管理局上層部も関与していたが特務情報部によりその辺の情報は全て改竄されている。 [先頭へ戻る]
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