偶発転換社債 (CoCos)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 17:28 UTC 版)
「転換社債型新株予約権付社債」の記事における「偶発転換社債 (CoCos)」の解説
ある突発的な条件が起きたときに株式に転換される社債をCoCos(Contingent convertible bonds 偶発転換社債)と呼ぶ。投資家は転換の有無を選ぶことが出来ない代わり に利率は通常の社債よりも高くなっている。これは銀行によって発行され、自己資本比率が基準値を下回ったときに発動される条件が付いている。発行条件によりBIS規制上のTier 1資本もしくはTier 2資本に組み入れることが出来る。劣後債に近い性質のものであり、通常の転換社債とは性質が大きく異なっている。
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