保護・繁殖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 15:16 UTC 版)
ウミガメは捕獲や生息環境の悪化などのために生息数が減少している。IUCN(国際自然保護連合)が作成した2006年度版レッドリストでは以下のように分類されている。括弧内は分類された年を表す。 絶滅寸前 (CR : Critically Endangered) 3種タイマイ Eretmochelys imbricata (1996年) ケンプヒメウミガメ Lepidochelys kempi (1996年) オサガメ Dermochelys coriacea (2000年) 絶滅危機 (EN : Endangered) 3種アカウミガメ Caretta caretta (1996年) ヒメウミガメ(タイヘイヨウヒメウミガメ) Lepidochelys olivacea (1996年) アオウミガメ Chelonia mydas (2004年) 情報不足 (DD : Data Deficient) 1種ヒラタウミガメ Natator depressus (1996年) ヒラタウミガメを除く全てのウミガメは、IUCNのレッドリストにおいて絶滅危惧種に指定されている。特に、オサガメ、タイマイ、ケンプヒメウミガメの3種は「絶滅寸前」 とされもっとも絶滅の危険が高くなっている(2006年現在)。また、ワシントン条約により、その多くについて国際取引が規制されている。
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