保護するにあたっての議論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 22:18 UTC 版)
「悠 (人工鰭のウミガメ)」の記事における「保護するにあたっての議論」の解説
2008年から悠を保護するにあたって、協議会では意見が大きく分けて3つに分かれた。1つめは、悠がかわいそうなので助けたいという意見、2つめは、傷害を負っていてもウミガメは自然の一部なので、人間が手を入れるのはやめて海に帰すべきだという生態系を守る観点からの意見、3つめは、一匹のウミガメを寄付金を募って助けることがウミガメの保護につながるのかという疑問視する意見である。 日本ウミガメ協議会・会長の亀崎直樹は、ウミガメにも人工ヒレがあってもよいと考えるも、人間の考えをウミガメに押し付けることは望まず、悠が幸せかどうかも考える必要があるとしている。プロジェクトでは、悠のバイオリズムを観察して、悠の幸福度を測ることも行っている。 なお、悠を助けるための寄付金は、2009年4月4日の徳島県美波町立赤松小学校の3,4年生からの寄付など、2011年の時点で200万円届いた。
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