保全区域

原子力防災基礎用語集

保全区域

保全区域とは、原子力施設の保全のために特に管理を必要とする場所のことで、管理区域以外の区域のことをいう。保全区域の境界には柵が設けられており、柵には保全区域の標識が掲げられている。入域に際しては管理者の許可が必要とされ、一般の人は立入ることができない。 原子力施設では、施設を管理するため、大きく３つの区域に区分している。内側から、放射性物質を取扱うために被ばく管理や汚染管理を必要とする｢管理区域｣、施設を保全するための「保全区域」、更に、一般の人々の不要な立入りを制限する｢周辺監視区域｣である。 ｢周辺監視区域｣の項を参照

砕石用語辞典

保全区域

掘採箇所が他人の土地に隣接する場合は､隣地が崩壊しないよう、隣地との境界から一定の幅の区域を設け、そこの表土を除去しないと定めた区域｡

保全区域の幅は､原則として､表土を除去したのり肩から５ｍ以上とし､のり面勾配は40°以下にするよう規定されている｡