伝道資金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 16:49 UTC 版)
家族や友達の援助による場合もあるが、通例宣教師は自分自身で費用を賄う。過去は各宣教師は自分の生活費を負担していたが、各国の物価水準から生じる負担の格差を是正するため、1990年に負担を平等にするプログラムが始まった。2006年1月現在、宣教師は毎月400USドルを納める。 教会員は若い時から伝道資金を出来るだけ自分で貯金するように勧告されている。どうしても所定の金額に達しない場合、家族や親しい教会員、或いは教会の宣教師基金から援助される。夫婦の宣教師は全額自己負担となる。だが航空費並びにアパートの費用は教会が支援する。 教会が設立されて以来、教会員は地域内の宣教師を自分の家庭に招待し、食事を提供する習慣がある。1990年に宣教師の生活費を出来るだけ安くするために、教会は会員の多い所で宣教師に昼食と夕食を提供するよう奨められた。しかし活発でない会員や新会員、または求道者がいない場合、宣教師は食事会の招待を断るべきだという所もある。
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