伝統的文法における喉音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 15:35 UTC 版)
ヘブライ語文法では、א ה ח ע (ʾ h ḥ ʿ) の4子音を喉音と呼ぶ。喉音は形態変化において重要な役割を果たす。 サンスクリットでは、軟口蓋破裂音・鼻音(k kh g gh ṅ)のことを喉音(kaṇṭhya)と呼ぶ。 中国語の伝統的音韻学では、口の奥の方で調音される子音のうち、軟口蓋破裂音・鼻音以外の音を喉音と呼ぶ。日本ではその影響で五十音の「アヤワ」3行を喉音と呼ぶことがあった。また朝鮮語のハングルではㅇ・ㅎ(古ハングルではㆆ・ㆅなども)が喉音に該当する。詳細は五音を参照。
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