仲人と媒酌人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 02:38 UTC 版)
戦後の一般的な区別では、実質的な紹介や仲介をする人を「仲人」、結婚式の際に立てる人を「媒酌人」ということが多いが、歴史的にはその逆もあり、仲人、媒酌人に明確な定義の違いはない。「仲人」という言い方は大正時代から普及した語で、戦前までは明治からある「媒酌人」という語のほうがより一般的だった。なお、仲人を立てる結婚形式は江戸時代では武士階級のみの慣行で、江戸中期には庶民の一部で仲人結婚こそが正式であるとする社会規範が広まりはじめたが、庶民の間で全国的に広まるのは明治10年ごろからである。
※この「仲人と媒酌人」の解説は、「仲人」の解説の一部です。
「仲人と媒酌人」を含む「仲人」の記事については、「仲人」の概要を参照ください。
- 仲人と媒酌人のページへのリンク