仮名の誦文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 13:48 UTC 版)
五十音の外に仮名を網羅した誦文がある。あめつちの詞、大為爾(たゐに)の歌、いろは歌である。五十音(五音)が、日本語化して発音される漢字音を体系的に理解しようとするものであるのに対し、これら誦文はもともと四声など漢字音のアクセント習得のために作られ、用いられたものと見られる。ただしいろは歌は文脈があって内容を覚えやすいことから、手習いの手本にも使われ、また『色葉字類抄』などのように物の順序を示す「いろは順」として使われた。
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