以前あった差異とは? わかりやすく解説

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以前あった差異

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 13:40 UTC 版)

x64」の記事における「以前あった差異」の解説

AMD64には、元々はCMPXCHG16B命令はなかった。この命令16バイト(128ビット)のメモリ領域複数CPUコア排他的に共有することに使用される。この命令Windowsで16TB以上の仮想メモリを使うために必要である。Socket AM2以降AMD64で対応。 初期AMD64, Intel 64は、64ビットモードでLAHF, SAHF命令サポートしていない。この2つ命令AHレジスタフラグ間の転送命令で、元々は8ビットCPUである8080プログラム8086移植するのを容易にするために提供されていた。64ビットモードでは、使い道あまりない命令のように見える。しかし、PUSH/POP命令組み合わせ比較してメモリアクセスせず高速フラグコピーできるため、VMwareなどの仮想化ソフトウェアがこの2つ命令依存している。また、x87のステータスワードをフラグコピーすることにも使用される初期Intel 64には、PREFETCHW命令はなかった。この命令は、元々はAMD3DNow!導入されキャッシュ最適化命令である。Pentium 4CedarMillコアからIntel 64はこの命令を単にNOP(No Operation)として処理するようになったNOPとして処理するIntel 64でもMicrosoft社のCoreinfoツールは、PREFETCHWに対応と表示する2013年のSilvermont、2014年BroadwellよりPREFETCHW命令正式に対応している。(上記3つは、Windows 8.1Windows 1064ビット版初期AMD64Intel 64CPUにインストールできない制約事項となる) 初期Intel 64は、XDビットAMD64におけるNXビット)をサポートしていない。したがってWindows 832ビット版、64ビット版とも)がインストールできない制約事項となる。

※この「以前あった差異」の解説は、「x64」の解説の一部です。
「以前あった差異」を含む「x64」の記事については、「x64」の概要を参照ください。

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