代表戦削減要求
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 17:54 UTC 版)
欧州クラブ協会(ECA)の要求で、現在、年間平均で12試合程度ある男子A代表(年齢制限のないその国最強の代表)の国際Aマッチデー(内最大7試合協会に代表選手拘束権)を2015年から削減することが決定した。クラブ及び代表選手の負担を減らす目的で、ECAから代表戦削減を求められた欧州サッカー連盟(UEFA)が原案を国際サッカー連盟(FIFA)に提出。FIFAは各大陸連盟や各国リーグ、選手、クラブの代表者と協議し、2015~18年の日程から毎年3、9、10、11月と奇数年の6月に2試合ずつ、2年間合計で18試合を行う計画案を2012年3月5日にまとめ、同年3月29日~30日のFIFA理事会で採用を決めた。但し、2016年はUEFAを除いた地域は6月にも2試合行う。これにより、クラブ及び代表選手の負担が減る一方、少なくなったAマッチデーはA代表の公式戦消化に当てられるため、ベストメンバーで臨める代表の親善試合は2015年以降は激減することになる。その後、2013年3月21日、FIFA執行委員会が2013年~2018年の男子の国際Aマッチデー公式カレンダー を正式に承認した。
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