仙石線配属車の貫通化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 06:54 UTC 版)
「国鉄31系電車」の記事における「仙石線配属車の貫通化」の解説
仙石線では1960年代後半より合理化に伴う各駅無人化が進められる一方で、通勤時輸送力の増強も課題となり、陸前原ノ町以遠の複線化に着手していた。当面の対策として連結両数の増強が行われ、MT2連組成による4連運転が常態化しており、車掌業務の便と乗車効率の平均化を図るため、1963年度より旧30・31系の前面貫通扉と幌枠の設置工事がおこなわれた。旧31系ではクモハ11226, 11227, 11243, 11245, 11251, 11252, 12010およびクハニ19021が対象で、1965年度までに順次施工されたが、うち11227については72系の転入が決まったことから、未施工のまま廃車されている。
※この「仙石線配属車の貫通化」の解説は、「国鉄31系電車」の解説の一部です。
「仙石線配属車の貫通化」を含む「国鉄31系電車」の記事については、「国鉄31系電車」の概要を参照ください。
- 仙石線配属車の貫通化のページへのリンク