仏教外の説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/13 06:13 UTC 版)
サンスクリット語の śabdaは「声」「音」という意味で、インドの哲学の諸派では、これを認識方法の一つとして「信頼すべき人の言葉」という意味で、自らの得た智の正否を判断する規範(量)としている。 ミーマーンサー学派によれば、śabda は、単なる音声ではなく、音声を超越して実在し、言葉は音声と意味を媒介するものとして、常住であるとした(語常住論)。ニヤーヤ学派やヴァイシェーシカ学派は、この語常住論に反対した。 バルトリハリは、言葉と意味との結合関係は常住不変であるとして、言葉の本性としての「sphoṭa」という概念を提唱した。
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