仏となる確約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 06:03 UTC 版)
授記とは、仏が修行者に対して将来必ず仏となることを予言し保証を与えることをいう。仏の側からは「授記」であり、修行者の側から言えば「受記」となる。 釈迦は過去世に燃燈仏から現世における成仏を授記されたといわれる。 スリランカでは仏殿の内陣背後の回廊部に過去二十四仏とその授記を受ける男女や動物の姿をリアルに描いている。 大乗仏教では「授記作仏」(じゅきさぶつ)という考えが根底にある。『無量寿経』では法蔵菩薩が師の世自在王仏から阿弥陀仏となると授記をうける。『法華経』には舎利弗ら声聞の授記、提婆達多や女人に対する授記を説いている。
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