今富荘とは? わかりやすく解説

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今富荘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/28 07:36 UTC 版)

今富荘(いまとみのしょう)は、若狭国遠敷郡(現在の福井県小浜市)を中心とした荘園。本来は国衙領で税所が管理しており、今富名(いまとみみょう)もしくは「税所」を冠した税所今富名税所今富と呼ばれることが多かった。今富荘の呼称が成立するのは室町時代以降である[1]


注釈

  1. ^ なお、観応の擾乱の際に山名時氏が南朝方についた理由として、今富名(今富荘)を巡る佐々木道誉との争いに敗れたことを挙げる指摘もある[5]

出典

  1. ^ 須磨千穎「今富荘」『日本史大事典』 1巻、平凡社、1992年。ISBN 978-4-582-13101-7 
  2. ^ 河村 2016, p. 435.
  3. ^ 河村 2016, p. 353.
  4. ^ 河村 2016, p. 457.
  5. ^ 市川裕士『室町時代の地方支配と地域権力』戎光祥出版、2017年、137-138頁。ISBN 978-4-86403-234-6 
  6. ^ 河村 2016, pp. 363–364.
  7. ^ 河村 2016, p. 533.


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