人為的ミスによる4アウト事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 08:56 UTC 版)
「全国高等学校野球選手権大会に関するエピソード」の記事における「人為的ミスによる4アウト事件」の解説
1982年(第64回大会)の2回戦(初戦)島根県代表・益田対北北海道代表・帯広農業の試合で、9回表の益田の攻撃。帯広農業の投手は第3アウトに気付いていたが、4人の審判員のほか各選手らも、それに全く気付かないという人為的なミスにより、第3アウト後も次の打者を出した。後に記録員の指摘で間違いが判明した。これは当時、スコアボードのアウトを表示するカウントランプが故障により、1つしか灯っていなかったことが原因だったという。この「第4アウト」目の記録は直ちに取り消されたものの、試合終了後にこのミスジャッジを重く見た高野連は、この試合を務めた4人の審判全員を同64回大会中謹慎処分とした。
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