人為放流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 06:59 UTC 版)
水質が悪い状況や低水温や塩分に対して広い適応力があり、食用魚としての需要も高いことから、日本各地の湖やダムなどでも放流された個体が定着している。1910年代に水産動物学者の雨宮育作が、霞ヶ浦のワカサギを山中湖、諏訪湖、芦ノ湖へ移植し、各地の湖沼に普及した経緯がある。今や、南西諸島と伊豆・小笠原諸島を除く全国に分布域を広げている。鹿児島が南限とされている。 アメリカ合衆国ではカリフォルニア州に移入されており、在来の近縁種であるHypomesus transpacificusと競合している可能性がある。
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