人柄・交友
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 01:25 UTC 版)
古書籍商の反町茂雄は、「今日の日本では、最もすぐれた蒐集家の一人」「私たちディーラーとしては、何時も心から頼りになるコレクターでした」と評している。「本はお金を出して買うもんだ」という主義であったが、蒐集した書物は決して死蔵せず、求めに応じて人に見せることは平気だった。 推理作家の内田康夫は東洋大学で吉田に学んでおり、家も近所同士であったことから家族ぐるみでの交流があった。内田の浅見光彦シリーズに登場する浅見光彦の母・雪江と、浅見家のお手伝い・吉田須美子は、それぞれ吉田幸一の妻と娘がモデルである。吉田幸一自身も『十三の墓標』(1987年)に「吉川弘一」という名前で登場する。
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