京都近鉄百貨店の経営不振
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 14:29 UTC 版)
「岐阜近鉄百貨店」の記事における「京都近鉄百貨店の経営不振」の解説
京都近鉄百貨店では京都店(本店)も「ジェイアール京都伊勢丹」が1997年秋に開業して競争激化のため、1995年2月期から経常赤字に転落した。1998年8月中間期の売上高は京都・岐阜を合わせて243億円と前年同期比で2割以上減少して、16億円の債務超過に陥った。このため、希望退職を募集し、親会社の近鉄百貨店への出向と合わせて従業員を110人削減した。同じ岐阜県で近鉄グループのゼネコン「大日本土木」(大垣市)も京都近鉄百貨店の株を買い増して支援を行っている。 また、1997年(平成9年)9月にJR草津駅前に開業した草津近鉄百貨店への出資も重荷となった。こちらは中部近鉄百貨店と合併し、最終的に2009年(平成21年)3月1日に株式会社近鉄百貨店が直営化することで決着している。
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