井伊直方とは? わかりやすく解説

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井伊直方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/19 01:06 UTC 版)

井伊直方

井伊 直方(いい なおかた、1873年明治6年)2月28日[1] - 1936年昭和11年)2月3日[1][2])は、大正から昭和戦前期の政治家華族貴族院子爵議員

経歴

与板藩主・井伊直安の長男として生まれる[1][3][4]。父の隠居に伴い、1922年(大正11年)11月30日、子爵を襲爵した[1][4][5]

学習院高等科を卒業し、東京帝国大学法科大学政治学科を修了した[2][3][4]。内親王浴場之儀鳴弦控、皇子浴場之儀鳴弦などを務めた[2][4]

1928年(昭和3年)1月19日、貴族院子爵議員補欠選挙で当選し[6][7]研究会に所属して活動し死去するまで在任した[2][8]

親族

  • 妻:清子(せいこ、本荘宗武四女、1895年11月結婚)[1][3]
    • 二女:登美子(山内志郎夫人)[1][4]
    • 二男:直重(分家)[1][4]
    • 三男(何某)[9]
    • 三女:由喜子(細川忠督夫人、離縁)[1][4]
    • 四男:英彰(子爵、旧名・勝、母・伊藤ます)[1][4]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 『平成新修旧華族家系大成 上巻』81-82頁。
  2. ^ a b c d 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』34頁。
  3. ^ a b c 『華族畫報 下』609-610頁。
  4. ^ a b c d e f g h 『人事興信録 第10版 上』イ1頁。
  5. ^ 『官報』第3101号、大正11年12月1日。
  6. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、37頁。
  7. ^ 『官報』第317号、昭和3年1月21日。
  8. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、44頁。
  9. ^ 「井伊元子爵の三男」『朝日新聞』昭和23年7月28日.2面

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第10版 上』人事興信所、1934年。
  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年。
  • 杉謙二編『華族畫報 下』吉川弘文館、2011年(華族画報社大正2年刊の複製)。


日本の爵位
先代
井伊直安
子爵
与板井伊家第2代
1922年 - 1936年
次代
井伊英彰



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