五橋数馬(いつはし かずま)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 03:50 UTC 版)
「彦左衛門外記」の記事における「五橋数馬(いつはし かずま)」の解説
主人公。旗本・内藤弥九郎の三男で五橋家の養子に入る。幼少期はもっぱら身近な女性を妻にする空想ばかりしている子供だったが、青年期に入るとにわかに侍だましいに目ざめ、武芸に打ち込み、老人の戦場譚を聞いて回るようになる。野心家で頭の回転が早く、「天下に名をとどろかす」ことを志している。手始めに武芸自慢の浪人たちと賭け試合をするようになるが、見物人の中に見かけた大名の息女・ちづか姫に一目惚れしてしまう。努力の甲斐あってその心をつかむものの、身分違いの結婚を成就させるため、隠棲している大叔父・大久保彦左衛門を担ぎ出すことを目論む。
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