五枚株とは? わかりやすく解説

五枚株

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/23 16:05 UTC 版)

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五枚株に用いる株札。右上は予備札

五枚株(ごまいかぶ)とは、株札を用いるカードゲームのひとつ。天九牌の「闘牛」に類似する。参加人数は一般的には8人。

進行

まず親を決め、全員が参加料を払ったら親が株札を切り混ぜ、5枚ずつ8つの山に分ける。子が山を1人につき1つずつ取って各自の手札とする。最後に親が残った山を取って自分の手札とする。

手札が配られたら、5枚のうち3枚を使って札の数値の合計が10の倍数(10・20・30)になるように分ける(これを「切る」という)。もし切れなかった場合はその場で負けとなる。残りの2枚で勝敗を決める。

勝敗

以下の順に強い手となる。最強の手を作った者が勝者となり、出された参加料を独占する。勝者が複数存在する場合は参加料は次回に持ち越しとなる。

ゾロ
2枚とも同じ数値の札の場合に成立する役。ゾロ同士の場合は10のゾロが最強で9のゾロが次点となり、以下降順に進み1のゾロが最弱となる。
クッピン
9と1の札の組み合わせのときに成立する役。親子ともに有効。
シッピン
4と1の札の組み合わせのときに成立する役。親子ともに有効。
その他
数値の合計の一の位で勝敗を決める。9(カブ)が最強で、以下降順に進み0(ブタ)が最弱となる。

倍付け

1の札には赤い札が1枚だけある。この札を赤ピンといい、赤ピンが入った手で勝利すると倍付けとなり、全員から更に参加料と同額をもらえる。

関連項目

参考文献

  • 伊藤拓馬・著『賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム』〈立東社〉ISBN 978-4-8456-2591-8
    • 74 - 77ページにて記載。

出典・外部リンク


五枚株

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 04:49 UTC 版)

株札」の記事における「五枚株」の解説

全員参加料払ったのち手札が5、あらかじめ配られる(親が五山札複数作り、子が順番に山ごと取って自身の手にする場合もある)。3枚使って数値合計10倍数になるようにし、残り2枚の数で勝敗決める。どうやって三枚10倍数作られなければ負けが決まる。 「五枚株」を参照

※この「五枚株」の解説は、「株札」の解説の一部です。
「五枚株」を含む「株札」の記事については、「株札」の概要を参照ください。

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