五位堂銭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 11:11 UTC 版)
奈良県北葛城郡五位堂村(現・香芝市五位堂)で江戸末期から明治中期にかけて製造された。石蹴りに使用する鉄製の絵銭。意匠は花をモチーフにしたものが多い。石蹴りについては、1901年の文献(1968年の翻刻あり)に「近年子供の遊びとして盛んに行われる」とある。五位堂村は古くから鉄釜の産地で、その職人が片手間で製造した。絵銭に加えられたのは『新定昭和泉譜』(1932)が最初。
※この「五位堂銭」の解説は、「絵銭」の解説の一部です。
「五位堂銭」を含む「絵銭」の記事については、「絵銭」の概要を参照ください。
- 五位堂銭のページへのリンク