事業者・産業部門の契約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 00:17 UTC 版)
基本料金の算定根拠となる契約電力契約電力は、実量制(デマンド、最大需要電力)と協議制(協議により決定する)の2つである。 その月を含む過去1年間、各月の最大需要電力のうちで最も大きい値となる。 ただし、電気使用開始から1年間の各月の契約電力は、電気使用開始月からその月までの最大需要電力のうち最も大きい値となる。 例えば、75kWで契約していた法人が、ある年の7月にはじめて契約電力を超えて80kW、8月に90kW、節電対策の結果9月に74kW、10月以降は74kWを超えなかった場合。8月の契約は80kW、9月の契約は90kWとなり、翌年の10月に74kWに下がる。一度でも契約した値を超えると、翌月からはその最大値に契約電力が更新され、基本料金が高くなったまま1年間下がることは無い。 最大需要電力は、30分単位の平均使用電力のうち、月間で最も大きい値を用いる。
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