九七式二号艦上攻撃機(B5M1)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 17:19 UTC 版)
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三菱重工業で開発された二号(後に九七式艦上攻撃機六一型と改称)は、固定脚であり、中島機に比べ振動が少なかったため、二号のほうを好む搭乗員もいたという。しかし、油圧系統や主翼折りたたみ機構などに問題があったともいわれる。試験機の完成は昭和11年10月末、初飛行は11年11月21日(1936年)に成功している。 先に述べた三号が採用されてからは、生産の中心は中島機になってしまい、二号は昭和15年に生産が終了し、専ら訓練や哨戒などに用いられた。合計で150機ほどが(120機とも)生産された。
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