乙供森林鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 13:41 UTC 版)
かつて、乙供駅から上北鉱山までの全長28.4kmを結ぶ軌道が存在していた。正式名は坪川林道。1919年(大正8年)に開業し、鉱山へ向かう人員や上北鉱山の産出物・坪川流域の林産物の運搬を行っていた。物資の集積された乙供駅周辺は製材所が立ち並ぶなど大いに発展した。1960年(昭和35年)に鉱山軌道が撤去されたのち、1963年(昭和38年)に廃止された。 現在、軌道跡はその一部が農道や水路に転換されているのみで、面影を残すところは少ない。乙供駅からみどりの大地とロマンの森公園へと向かう道路はその一例である。
※この「乙供森林鉄道」の解説は、「乙供駅」の解説の一部です。
「乙供森林鉄道」を含む「乙供駅」の記事については、「乙供駅」の概要を参照ください。
- 乙供森林鉄道のページへのリンク