主要産地
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宮城県石巻市 - 遠洋漁業の基地である石巻漁港周辺には水産加工品業者が多数立地し、特にかつてはたらこ加工生産量日本一の町であったが、東日本大震災で打撃を受けた。 虎杖浜 - 日本屈指のたらこ加工地。テレビなどの通販番組でも、「虎杖浜産のたらこ」として扱うなどブランド化。「虎杖浜たらこ」は地域団体商標として当該事業組合が特許庁より登録査定を受けている。近年、漁獲量の減少により、虎杖浜地区で生産されるたらこは輸入冷凍卵を扱うことも多くなったが、地物主体の加工業者と輸入もの主体の加工業者とのすみ分けができている。 北海道日本海沿岸 - スケソウダラの一本釣りにより傷みが少ない良質な「釣りたらこ」。少量生産のため価格は高め。
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主要産地(累年統計をとっている産地)
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「ウンシュウミカン」の記事における「主要産地(累年統計をとっている産地)」の解説
広島県 年間収穫量は2万5000トンから4万2000トン。1960年半ばまでは、和歌山県、愛媛県と並んでミカンの三大名産地といわれたが、以降は順位を落とした。当時は広島の瀬戸内海の島々はミカンの島ばかりで、晩春初夏の交に瀬戸内海を船で行くと、潮風にのってくるミカンの花の香に旅情を慰められた。1954年に県花を決める際も、ミカンが有力だったが、愛媛に譲りモミジを選んだ。主産地は呉市(旧豊町、旧豊浜町、旧倉橋町、旧蒲刈町)、大崎上島町(旧大崎町、旧木江町、東野町)、尾道市(旧瀬戸田町、旧向島町、旧因島市、旧尾道市)、三原市など。芸予諸島で生産が盛んだが、内地にも三原市、尾道市などにみかん産地がある。出荷先は広島、岡山、阪神地方など。大長みかん(おおちょうみかん) 広島県を代表するブランド産地。大長とは呉市豊町(旧豊町)に属した旧大長村に因む。大崎下島、豊島(以上広島県呉市)、大崎上島(同大崎上島町)のほか、岡村島(愛媛県今治市)で栽培されるみかんも歴史的経緯などから大長みかんとして出荷される。大崎上島では石垣を組んだ産地で育てた「大長石積みかん」がある。 瀬戸田みかん 尾道市瀬戸田町(旧瀬戸田町)は、国産レモン、あるいは国産ネーブルの産地として知られる一方で、みかん栽培でも名高い。瀬戸田みかんとして県内では大長みかんに並ぶほどの成長を遂げ、最高級品には「せとだの五つ星」というブランドが付けられる。 高根みかん(こうねみかん) 旧瀬戸田町のうち、高根島で栽培される高根みかんは高島屋百貨店のブランドロゴに類似したロゴを使いまるたかみかんと呼ばれ、古くは関西、関東方面へも出荷された。高根みかんとして地域団体商標に登録しているが、今日では瀬戸田のブランド知名度が上がったため、瀬戸田みかん(高根島産と付記することも)で販売されることもある。 石地みかん(いしじみかん) 石地みかんとは倉橋島の農家、石地富司清の農地で発見された突然変異種。糖度が高く味が濃厚で、倉橋島の特産となって今日に至っている。ブランド品に「いしじの匠」がある。 因島 尾道市因島(旧因島市)もみかんの産地として知られ、因島みかんと呼ばれる。また、一帯は八朔の発祥地としても知られ、八朔、紅八朔は特産品となっている。 愛知県 年間収穫量は2万3000トン - 3万トン。主産地に蒲郡市、美浜町、東海市、南知多町、豊川市(旧御津町)、知多市、豊橋市など。ハウスみかん栽培国内2位。出荷先は中京圏、関東など。蒲郡温室みかん 愛知県蒲郡市は温泉資源が豊富であるため、温泉水を利用したハウス栽培が盛んになった。蒲郡温室みかんは栽培されるハウスみかんのブランド品で、主に中京圏、首都圏に出荷される。蒲郡みかんとして地域団体商標登録。 知多みかん 知多半島では美浜町が中心となって栽培が盛んであり、あいち知多柑橘出荷組合が陣頭指揮を執る。ブランド品にマルチ栽培の露地みかんである「あまみっこ」、ハウス栽培の「みはまっこ」、「さわみっこ」がある。 東海市 かつては斜面沿いにみかん畑が多く見られ、県内有数の産地であったが、後に宅地化が進行し、また畑作が主流となったため、産地としては大きく縮小した。一方で、名古屋都市圏への近接性から観光農園が散見される。 福岡県 年間収穫量は2万トン~3万トン。筑後地方が主産地で、みやま市と八女市で県内の6割以上を占める。主産地にみやま市(旧山川町、旧高田町)、八女市(旧立花町、旧黒木町)、大牟田市、豊前市、古賀市など。県統一のブランドに、「ハニーみかん」「マイルド130」「博多マイルド」などがある。山川みかん みやま市(旧山川町)は県内随一の知名度を誇るブランド産地で、山川みかんは高級品として九州を中心に市場出荷される。マルチシート被覆率が高いほか、青年部での研修会など人材育成にも注力している。 立花みかん 八女市立花町で作られるみかん。立花は山川と並ぶ大産地で、露地みかんの他に貯蔵みかん、ハウスみかん栽培も多く、また国内最大のキウイ産地としても知られる。ブランド品に「姫たちばな」「華たちばな」がある。 神奈川県 年間収穫量は2万トンから3万トン。主産地は湯河原町、小田原市、南足柄市、中井町、大磯町、秦野市など。大規模産地としては日本で東端、北端に当たり、相模湾岸に果樹園が分布するほか、内陸にも見られる。観光農園、直売所販売も多い。湯河原みかん 温暖で温泉地でもある湯河原は柑橘の産地でもあり消費地としても盛んなため、一年中小売できるように一つの畑で数十品種を栽培している農家も多い。大津四号・師恩の恵の原産地でもある。 小田原市 県内最大の産地で、富士山の火山灰土により、質の良いみかんができ、市南西部の片浦、市北西部の久野、市南東部の国府津、市北東部の曽我などに広がる。大津四号、青島温州、そして県が開発した湘南ゴールドなどを生産する。 片浦みかん 小田原市片浦地区のみかん。かつては「西の大長、東の片浦」と呼ばれたブランド産地だったが、生産量が最盛期の10%程になるなど宅地化や高齢化などで産地の存続が危ぶまれており、片浦みかんプロジェクトによって六次産業化が進んでいる。 早川みかん 小田原市早川地区のみかん。先進的な農道整備により第二回カンキツ全国大会の視察地になった。鎧塚俊彦の営業する一夜城店を中心とした農商工連携が盛ん。ドレッシングを初めとする様々な商品が開発され、早川みかんのブランドを確立している。 三重県 年間収穫量は2万トン前後。主産地は御浜町、南伊勢町(旧南勢町)、熊野市、多気町、紀宝町など。県単位でブランド化を図っており、全国に先駆けて7月に露地栽培による極早生種の出荷を行っている。市場出荷のほか、観光地での販売促進も盛ん。南紀みかん 三重県中南部、南紀地方で栽培されるみかんの共通ブランド(和歌山県では同地方産のみかんを紀南みかんと名乗っているため名称の混同はないが、三重県産と強調するため三重南紀みかんと名乗っている)で、ブランド品に南伊勢町五ヶ所地区の「マルゴみかん」、極早生種の「みえの一番星」などがある。また、一帯はカラマンダリンの産地としても知られ、全国有数の生産量を誇る。 大分県 年間収穫量は1万3000トン - 1万7000トン。主産地に杵築市、国東市(旧安岐町)、日出町、津久見市、宇佐市、大分市など。ハウスみかん栽培が盛んで佐賀、愛知に次ぐ大産地となっており、ハウスみかん市場で、4月の出荷量は一番多い。杵築市 県内で最も生産が盛んな主産地。栽培が難しい品種「美娘」を特産し、ブランド化している。また、デコポン、アンコールの生産も盛ん。 一尺屋みかん 大分市佐賀関町に位置する古くからの露地みかん産地。 宮崎県 年間収穫量は1万トン - 1万6000トン。主産地に宮崎市(旧南郷町、旧宮崎市)、高岡町、日南市、日向市など。極早生中心だが、土壌がみかん栽培に適し、温暖で降雨が少ないため、糖度の高い良質のみかんができ、国内で最も出荷時期が早い産地の一つ。早生の優良種、日南1号の発祥地としても知られる。ミカンの省力化大規模経営組織「シトラス21」も宮崎の一農家から始められた。また、柑橘類では日向夏の生産が全国トップである。ひょっとこみかん 日向市で生産、販売されるブランドみかん。ひょっとこは日向市に伝わる伝統芸能のひょっとこ踊りに因む。木の皮を剥いで陽光を多く取り込む独自の農法により、糖度の高いみかんができる。 鹿児島県 年間収穫量は1万2000トン - 1万6000トン。主産地に出水市(旧出水市、旧高尾野町、旧野田町)、南さつま市(旧加世田市)、大崎町、阿久根市など。また、ペットボトルキャップ大の桜島小みかんで有名。奄美大島や徳之島などの奄美群島では、熱帯果樹であり本土では栽培が難しいポンカンやタンカンの栽培が盛んである。奄美群島では重要病害虫であるミカンコミバエの侵入が数年に一度あり、発生した年は島外への果実の持ち出しが禁止される。桜島小みかん 桜島や霧島市などで栽培されるペットボトルキャップ大のみかんで、ギネスブックに世界一小さなみかんとして登録されている。桜島大根と並ぶ桜島の主要作物であり、江戸時代初期から栽培が勧められた。 米ノ津みかん・針原みかん 出水市。平均17度という温暖な気候と赤土の土壌がみかん栽培に適していたため、県内最大のミカン産地となった(国内ウンシュウミカン発祥となった長島町からも近い)。地名から米ノ津みかん(針原地区では針原みかんとも)と呼ばれている。ミカンの他に「早香」という柑橘類や甘夏、ポンカンなども特産する。 香川県 年間収穫量は1万1000トン - 1万8000トン。主産地に坂出市、三豊市(旧仁尾町、旧高瀬町)、高松市、観音寺市(旧大野原町)、善通寺市など。小原紅早生という皮が紅いミカンがよく知られる。坂出市 小原紅早生の特産地。糖度によって「さぬき紅」「金時みかん」としてブランド販売している。また、王越地区では古くからみかんの名産地として知られ、王越みかんというブランド品となっていたが、後に後継者不足や他産地との競争で衰退したため、近年は保存運動や有機栽培農法などが行われ、再興の試みが始まっている。 曽保みかん(そおみかん) 荘内半島西岸に位置する三豊市仁尾町曽保(そお)地区は県を代表するブランド産地。高松市場を中心に高級品として出荷されている。 徳島県 年間収穫量は1万3500トン前後で、隔年結果の影響が少ない。主産地に勝浦町、徳島市、阿南市、小松島市、佐那河内村など。ハウスみかん栽培も盛んで、大阪市場では徳島県産が一番多く出荷されている。勝浦みかん 勝浦町で生産されるみかんで、同町は県内最大のみかん産地。収穫後に土蔵で貯蔵を行い、糖度を増してから出荷する貯蔵みかんで知られる。一帯では十万温州という、貯蔵に適した品種を栽培している。 大阪府 年間収穫量は1万3500トン前後。主産地に和泉市、岸和田市、千早赤阪村、堺市、貝塚市、富田林市など。大消費地に近いため、観光農園や直売所が多い。大阪みかん 大阪府は、戦前は和歌山県に次ぐ国内2位の大産地であった。戦後になって宅地化や都市化、他地区との競争で大きく栽培面積を減らすものの、生産量は依然1万トンを超える主産地である。 大消費地に近いため、直売所や観光農園が多い。また、マルチ栽培や有機栽培などにも注力しており、学校給食にも提供されるなど地産地消を勧めている。 山口県 年間収穫量は8000トン~1万3000トン。主産地に周防大島町(旧橘町、旧久賀町、旧大島町、旧東和町)など。また、響灘沿岸の下関市や旧豊浦町、旧豊北町、周防灘沿岸の柳井市、防府市などにも産地がある。山口大島みかん 屋代島(周防大島)は県産みかんの8割以上を産出するみかんの島で、県内では大島みかんと呼ばれている。同県で開発された「なつみ」という品種も特産。また、同島には皮ごと焼いたみかんを鍋に入れて具材と一緒に煮込む「みかん鍋」でも有名である。 高知県 年間収穫量は6000トン - 9000トン。主産地に香南市(旧香我美町、旧野市町)など。ハウスみかん栽培が盛んで、国内4位となっている。山北みかん 香南市(旧香我美町)は県内最大の産地で、県収穫量の半数以上を占める。山北地区で栽培される山北みかんがブランド化しており、露地栽培、ハウス栽培の双方が行われるため、年中通してミカンが生産される。 以上の19府県が主要産地となっており、それ以下の県と大きく収穫量を離しているが、千葉県、兵庫県も累年統計を取っている。 兵庫県 年間収穫量2,000トン以上。主産地に淡路市(旧一宮町)、南あわじ市(旧南淡町、旧緑町)、赤穂市など。淡路島ではみかん栽培が行われており、淡路みかんと呼ばれ、ブランド育成のための品評会が行われているほかに観光農園も多い。また、内地では赤穂市などでみかん栽培が行われているが、周辺府県と比較すると栽培面積、収穫量は少ない。 千葉県 年間収穫量1,000トン以上。主産地に南房総市(特に旧三芳村・旧千倉町)、鴨川市、館山市。中小規模の産地を除けばみかん産地としては東端に当たり、房州みかんと呼ばれ、市場出荷のほか観光農園が多い。とりわけ、旧三芳村は観光みかん園が集まる県内最大の産地。
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主要産地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/25 16:45 UTC 版)
岡山県 - 南部を中心に栽培される。アケボノ、ヒノヒカリ、雄町とともに岡山米の代表格とされている。
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主要産地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 02:02 UTC 版)
日本における主な産地は山形県、長野県で、10月上旬から中旬頃収穫され、11月上旬から中旬にかけて食べ頃となる。山梨県富士川町では、珍しいラ・フランス狩り観光農園がある。収穫時期は9月下旬以降と主産地より早い。 山形県では缶詰用品種バートレットの受粉用に使われていたラ・フランスを、生食用への需要シフトに合わせて1980年代から生産や品質管理に力を入れるようになった。収穫後に冷蔵庫で2から5度に冷やして7日以上保管することで実の呼吸を一度抑え、さらに常温で7日程度保管してでんぷんを糖に変えて食味を良くする。年毎の食べ頃に合わせて販売開始基準日を設定している。
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「主要産地」の例文・使い方・用例・文例
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