中華人民共和国のミャオ語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 20:12 UTC 版)
「ミャオ語」の記事における「中華人民共和国のミャオ語」の解説
中華人民共和国では、ミャオ語派のうち畲語とプヌ語(布努语)以外のすべての言語をひとつのミャオ語としており、これを大きく以下の三つの主要「方言」に分けている。実際にはこれらは方言と呼ぶには離れすぎているし、単系統であるかどうかも疑わしい(プヌ語とほかのミャオ語との距離が、ミャオ語の「方言」同士の距離より大きいとは言えない)。 湘西方言(東部方言) 黔東方言(中央方言) 川黔滇方言(西部方言) その中で川黔滇方言は最も複雑で、Ethnologueでは19種の異なった言語に分ける。 以下が中華人民共和国における分類である。 湘西方言(Xong, Qo Xong)または「東部方言」あるいは「赤ミャオ」西部土語 [mmr] 東部土語 [muq] 黔東方言(Hmu)または「中部方言」あるいは「黒ミャオ」北部土語 [hea] 南部土語 [hms] 東部土語 [hmq] 川黔滇方言または「西部方言」滇東北次方言(A-Hmao)[hmd]別名「大花苗、威寧ミャオ」 羅泊河次方言 [hml] 重安江次方言(Ge) [hmj] 別名「家語」 川黔滇次方言第一土語 (Hmong) [cqd] 狭義のミャオ語 第二土語(Gha-Mu) [sfm] 別名「小花苗」 貴陽次方言北部土語 [huj] 西部土語 [hmg] 南部土語 [hmy] 恵水次方言北部土語 [hmi] 西南土語 [hmh] 中部土語 [hmc] 東部土語 [hme] 麻山次方言中部土語 [hmm] 北部土語 [hmp] 西部土語 [hmw] 南部土語 [hma]
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