中秣塚古墳・その他の古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/15 08:53 UTC 版)
「赤坂台古墳群」の記事における「中秣塚古墳・その他の古墳」の解説
中秣塚古墳(なかまきづかこふん)は支群から外れた北西部に位置し、赤坂台古墳群のなかでは最も高位に位置する。7世紀前半代の築造。1994年(平成6年)、赤坂ソフトパークの造成に伴い発掘調査が実施された。直径14メートルの円墳で、南に開口する横穴式石室を有する。石室は無袖式。奥壁・天井石は取り去られており、性格な規模は不明。全長6.0メートル、最大幅1.6メートル、奥壁幅1.4メートル、高さ1.3メートル。側壁は横口・小口積み。出土遺物は土師器、須恵器、金環、ガラス玉、直刀、鉄鏃、刀子などの副葬品。中秣塚古墳は1997年(平成9年)に山梨県史跡に指定され、復元整備が施されている。
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