中嶋神社 (室蘭市)とは? わかりやすく解説

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中嶋神社 (室蘭市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/19 14:32 UTC 版)

中嶋神社


拝殿

所在地 北海道室蘭市宮の森町1丁目1番64号
位置 北緯42度21分18秒 東経141度1分18秒 / 北緯42.35500度 東経141.02167度 / 42.35500; 141.02167座標: 北緯42度21分18秒 東経141度1分18秒 / 北緯42.35500度 東経141.02167度 / 42.35500; 141.02167
主祭神 天照皇大神
大国主神
事代主神
社格 村社
創建 1890年明治23年)
本殿の様式 神明造
例祭 8月5日
地図
中嶋神社
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中嶋神社(なかじまじんじゃ)は、北海道室蘭市にある神社。旧社格は村社

神社に隣接して各種催しや講演会、宴会や結婚式場に利用されている蓬崍殿(ほうらいでん)がある。

祭神

歴史

  • 1887年明治20年)、輪西に屯田兵第1次入植(110戸)。
  • 1889年(明治22年)、屯田兵第2次入植(110戸)。
  • 1890年(明治23年)、圓山(まるやま。現在の輪西町と東町の間で新日鉄住金球場の裏山[1])に社殿を建立(「兵村社又圓山神社」)。
  • 1895年(明治28年)、元開拓長官黒田清隆揮毫の神号奉納。
  • 1897年(明治30年)、屯田兵の中隊本部が第7師団司令部に吸収移管[1]。跡地となる現在地(旧中島台)に遷座し「中嶋神社」と奉称。
  • 1909年(明治42年)、北海道炭礦汽船輪西製鐵場(現在の新日鐵住金室蘭製鐵所)創業記念大国主神、事代主神鋳造像奉納。配神として奉斎。
  • 1917年大正6年)、供進指定村社に列格。
  • 1939年昭和14年)、社殿造営。
  • 1977年(昭和52年)、神明造内宮型に造営。
  • 1987年(昭和62年)、輪西屯田入植百周年記念慰霊祭執行。屯田記念誌発行。
  • 1990年平成2年)、境内整備と神社史を発行。

摂末社

輪西稲荷神社(わにしいなりじんじゃ)
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
佐田彦神(さたひこのかみ)
大宮能売神(おおみやのめのかみ)
厳島神社(いつくしまじんじゃ)
市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
田心姫神(たごりひめのかみ)
湍津姫神(たぎつひめのかみ)
相馬妙見神社(そうまみょうけんじんじゃ)
天御中主神稲荷神社(あめのみなかぬしのかみいなりじんじゃ)
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

祭事

例大祭
毎年8月4日・5日に開かれ、宵宮祭(4日)、本祭(5日)が行われて露店が軒を連ねる。また、境内にある室蘭市弓道場では「奉納弓道大会」(5日)なども行われる。

文化財

輪西屯田兵旧火薬庫(室蘭市指定有形文化財)[2]
輪西屯田兵記念碑(室蘭市指定有形文化財)[2]
輪西屯田兵関係資料(室蘭市指定民俗文化財)[2]

脚注

  1. ^ a b ふるさと室蘭ガイドブック” (PDF). 室蘭市. p. 56. 2015年8月7日閲覧。
  2. ^ a b c 室蘭市の文化財”. 室蘭市. 2015年8月7日閲覧。

関連項目

外部リンク




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